「おくりびと」=「Departures」 アカデミー賞

米アカデミー賞 「おくりびと」「つみきのいえ」同時受賞

2月23日23時36分配信 毎日新聞
 【ロサンゼルス吉富裕倫】米映画界最大の祭典、第81回アカデミー賞(映画芸術科学アカデミー主催)の発表・授賞式が22日(日本時間23日)に行われ、滝田洋二郎監督(53)の「おくりびと」が外国語映画賞に選ばれた。56年度(29回)に同賞が独立した賞になって以来、日本作品が受賞したのは初めて。また、加藤久仁生(くにお)監督(31)の「つみきのいえ」が短編アニメーション賞に選ばれた。日本人監督作品の同賞受賞は初めて。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000024-maip-soci


 第81回アカデミー賞・外国映画賞に、おくりびとが選ばれた。

 日本作品が受賞したのは初めてだという。おめでとうございます。

 もうすぐ発表だと聞いてテレビで見ていたが、いっこうに発表されなかった。

 人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂、そして、まさかである。

 なぜか自分事のように、ハラハラ・ドキドキして待っていた。

 その、まさかが起こったのだ。

 
 自分がいいと思う映画は、オスカーを手にしなくとも良い映画なのだと思っている。

 だから、もし、受賞しなくともこの「おくりびと」という映画の評価は、自分の中では変わらない。

 総理大臣でなくとも偉いなと思う人はたくさんいるし、総理大臣でもちょっと・・・と思う人もいるではないか。

 ○○だから偉いとかすごいとは、イコールではなくなってきていると思う。

 社長だから、校長だから、頭取だから、総裁だらか、○○だから・・・

そんなの関係ねえ
 と小島よしおくんならずとも思うのだ。

 どうも日本では、肩書きとか、○○賞とかに弱い気がしてしまう。

 ほんとうの評価は、そんなものではないだろう。

 そういうことを言ったら、肩書きをもってから言えといわれたことがあったが。

 東大卒の人が、学歴なんか関係ありませんよというというのと、普通の人が言うのとでは、価値が違うのだろうか?

 自分がそういうものがないから僻んでいるだけか。
 

 しかし、この受賞によって、この映画が世界中に知れ渡ることができる意義は大きい。

 多くの方が、この映画を見ることによって、「死」というものを考える機会が増えたことになろう。

「死」を意識しないものは、「生」も意識しないであろうから。


 人間の死亡率は、間違いなく100%である。ところが、若かったり、健康体であったりすると、いつまでも「生」が続くと感じてしまい、「死」というものから遠ざかってしまって、意識しないままに生きている。

 そのため、自分の死んだあとのことなど、考えもしない。観念的な生活になってしまうのだと思う。

 自分が死んだ後を考えないから、放射能汚染物質を大量に排出する原子力発電を容認したりしてしまうのではないか。

 自分が死んだ後の、子や孫の世代を考えられればいいのだが。

 現在を生き抜くのに必死で、未来が、自分の死後が描けないでいるのだろう。

 そういう現代にあたって、この「おくりびと」の映画は、死というものを考えるのに良い機会であった。

 英語名が「Departures」(出発)となっているのを知った。死=終わりではないのだ。

人間の死=新たな出発


 ということであろう。MIMEINさんの音楽を聞いて、イメージが浮かんできたのも、死後の世界=新たな生の世界というものであった。
http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/mimein_phideas/lst?.dir=/ff5d&.order=&.view=l&.src=bc&.done=http%3a//briefcase.yahoo.co.jp/ ぜひ一度聞いてみてください。ダウンロードすることができます。
 死を意識していないがために、生がおろそかになっているように感じる。 ゴルフでもそうなのだが、ティーショット→2打目→アプローチ→パット と考えるのではなく、どこから最後のパットを打つのがよいか考え、そこからパットを打つためには、どこへアプローチすればよいか考え、得意なアプローチができるようにするためには、2打目をどこへ打てばよいか考えて、ティーショットをするのだ。
 同じゴルフでも考え方を変えると全く逆のことになる。
 同様にして、人生も、最終目標を死と考え、どのような死を迎えるのが自分にとって幸いなのかを今のうちから考えておかなければなるまい。 すると、現在の生き方も変わってくるのではないか。
 それでも、考え通りにいかないのが、ゴルフであり、人生である。

 だからこそ、おもしろいのだ。

 
 人間はイメージしたことしか実現できない。

 空を飛びたいと思わなければ、飛行機は生まれなかったであろう。

 安定した食糧を確保したいと思わなければ、農業は生まれなかったであろう。

 
 現代をよりよく生き抜くためには、「死」というものを意識していく必要があるのではないだろうか。

 そのきっかけの一つに、この「おくりびと」という映画がなることであろう。

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