麻生首相 消費税アップ明言!

= 景気回復後「ぜひ消費税上げを」=麻生首相
茨城で地方遊説第1弾 =
 麻生太郎首相は9日午後、水戸市で街頭演説し、「向こう3年間くらい景気対策をやらない限り今の不景気を抜け出すことができない。景気対策をまずやって、そこそこ景気を良くして、介護、福祉、医療に使わせてもらうため、ぜひ消費税を上げさせてください」と述べ、景気回復後の消費税増税に理解を求めた。
 首相は同日、次期衆院選に備えた地方遊説の第一弾として茨城県入り。水戸市では約5000人の聴衆を前に街頭演説した。この中で首相は「平均寿命が長くなったら、制度が同じで持つはずがない」と指摘。「米国みたいに低負担で低福祉にするか。北欧みたいに消費税がものすごく高くて福祉も高いのにするか。それとも中福祉・中負担にするのか、みんなで考えないといけない」と述べた。
 さらに、「こういったことを言ったら選挙の票にならないとみんなが言うが、言わない方が無責任だ」と強調した。 

  11月9日20時5分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081109-00000071-jij-pol

麻生首相、3年後に消費税アップを明言
「景気対策をまずやって」
 ぜひ、やってください。向こう3年くらいで、そこそこ景気を良くしてください。

「介護、福祉、医療に使わせてもらうため」
 1986年、第3次中曽根内閣時に、売上税法 構想がもちあがった。その際も、

福祉のため

と言っていたのを思い出す。世論は大反発! 当時、中学生であったが、むしろ旗を揚げて国会周辺をデモ行進して歩いた思い出がある。
 しかし、1988年、DAIGOで有名になったが、竹下内閣時に、消費税法が成立、12月30日に公布され、翌年、4月1日、税率3% で消費税法が施行された。
 売上税の時は、猛反発にあったのに、なぜか、消費税に名前が変わったとたんに成立してしまった。

どちらも、大型間接税だったのに

 
 今回も、福祉のため とは言うものの、本当に福祉が充実されるのか?疑問が残る。というのは、

どんなに目的がすばらしくとも、手段が良くなくてはならない

からである。

 消費税は食料、燃料等、生活必需品にも課税されるので、低所得者ほど負担が重い 事が明白な税制である。
 福祉のためとはいえ、貧富の差がひろがっている現在、累進課税に逆行する消費税を上げるという手段は、おかしいと思うのである。
 高額所得者も、低所得者も同じ税率というのは、平等原則に反するのではないだろうか。
 搾取する側と、搾取される側が同じ税率で良いはずがない。

「米国みたいに低負担で低福祉にするか。北欧みたいに消費税がものすごく高くて福祉も高いのにするか。それとも中福祉・中負担にするのか、みんなで考えないといけない」

 まったく、その通りである。しかし、「考えないといけない」ではなく、首相として、これこそ明確なビジョンを示して欲しいものである。
 今回、消費税を上げると明言したということは、高負担 になることを意味する。しかし、それに比例して、高福祉になるとは意味していない。

 高福祉国家になり、誰もが安心して生活できるという保障があれば、すすんで消費税でも何でも喜んで税金を納めるつもりである。

 しかし、政府与党が何を言っているかではなく、今までどのような政策を実施してきたかをみると、とても安心して税金を納めることはできない。

 まずは、福祉のためというのであれば、どういうものか明確な福祉のビジョンを掲げて、誰もが安心して安全に生活できるという保障をしてほしい。

 そうでなければ、消費税を上げる前に、法人税の税率を上げたり、所得税の最高税率を80年代までのように70%にすることを、先にして欲しい。

 税制には、貧富の差を緩和させる所得再配分 という役割も担っている。消費税率だけを上げるだけでは、貧富の差が拡大するばかりである。

 そして、

消費税率を上げなければならないという雰囲気が、日本につくられることに危険な臭いをかんじざるをえない


 いま、我々に必要なのは、そういう雰囲気にごまかされないで、正確な情報を入手して、多面的に判断できるようにすることである。
 福祉のために本当に、消費税率を上げるという手段が正しいのか?  公平なほかの方法は、ないのだろうか?
 きちんと議論すべき時期にきていることは間違いない。



 一艘の船がある。乗船者は、3人。
 遭難者といっても良いだろう彼らが、限りある食料を分配する際、おそらく、3等分すること(形式的平等)であろう。その際には、所得や身分などは、関係ないであろう。
 三人のうち一人は、妊婦で、その人に、多く配分するかもしれない。(実質的平等)
 おそらく、三人で話し合って、どのように分けるか決めるであろう。(民主主義)
 
 三人の中に、釣りの上手な人がいて、たくさん魚が釣れた。船では、魚を実質的平等に分配する。妊婦で仕事ができない人にも、魚は分配される。三人のうちのもう一人は、年配者で、今まで残りの二人を養ってきた。 だが、今は、仕事をすることさえできない。それでも魚は分配される。
 しかし、話し合いでは、誰も形式的に平等な権利を持っている。

  
 そういう船に乗ってみたい。


 いまあるのは、「所得」の多い人は、たくさん食べることができ、「所得」の少ない人は、病院にも行くこともできない社会である。

 ほんとうの平等とは何か?民主主義とは何か?67億余人が安心して生活できる社会とはどのようなものか?考え込む毎日である。


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