はやぶさ A寝台の乗り心地は








 はやぶさのA寝台のオロネ15ー3001は、旧国鉄時代の車両である。ソファー兼ベッドの座り心地は、経年によるへたりが感じられる。が、それが、また、いいのだ。


 列車は、浜松を過ぎたろうか。

 EF66の機関車の牽引によって動き出す感じが、シートを伝わってくるのが、とても心地よい。最近の列車にはない感じだ。

 線路の響きもなんともいえない哀愁が感じられる。

 室内は、たたみ1畳くらいの広さであろうか。一人で過ごす分には申し分ない。天井も高く、圧迫感など全く感じない。




 喫煙者にとっては、ゆったりと吸えるのでそれだけでも満足であろう。

 旧国鉄代には、どの列車にもふつうに付いていた灰皿が懐かしい感じがした。最近の人は、この銀色の灰皿をみたことがない人もいるんではないか。

 西村京太郎の本を寝台列車の中で読めるなんて、なんて贅沢なことだろう。

 ありがとうございます

 そのうちにうとうとと一眠りできたのもうれしいことだ。




 先ほど、トイレに行ったのだが、部屋は暗証番号式のロックができた。車掌さんも必ず部屋から出るときは鍵を閉めてくださいと言っていた。

 通路には、各停車駅のアナウンスを録音しようとするひとや、駅の様子をビデオで録画している人がいた。

 車掌さんの声も残しておきたいのだろう。

 「来月のダイヤ改正により、はやぶさ・富士号の廃止が決まっております。本日は満席との情報が入っております・・・、車掌が通りの際は、お気軽にお声をかけてください。寝台列車の旅をどうぞ満喫してください。」

 非常に暖かみのある声でのアナウンスであった。

 廃止の声を聞くたびに、あついものがこみ上げてくる。おそらく、車掌さんは、私以上ではないだろうか。

 今夜の車内放送は、これで終わるという。明日の朝の再開を楽しみにしたい。

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